【Stable Diffusion】アニメ系のおすすめVAEの一覧

Stable Diffusionでアニメ系のAIイラストを生成するときに使う、おすすめのVAEを6つご紹介します。

七海が使っているモデルで実際に生成したAIイラストもあります。

Civitaiのページへのリンクも掲載していますので、参考にしてください。

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目次

アニメ系のAIイラストを生成するときに必須のVAEとは?

Stable Diffusionを使って、アニメ系のAIイラストを生成するときにはVAEが必要です。

ここではVAEの説明とStable Diffusionの種類(バージョン)によるVAEの違いをご紹介します。

VAEとは?

VAEの意味をネットで調べると「Variational Auto Encorder(変分オートエンコーダ)の略で~」と難しい説明がありますが、Stable DiffusionできれいなAIイラストを作るときには理解する必要ありませんし、七海もわかっていません。

VAEを簡単に説明すると以下のようになります。

VAEを使うとイラスト全体の色が濃さや明るさが変わったり、細かい部分がはっきりしたりします。

アニメ系のAIイラストでは、VAEによって肌の感じが違いますので、VAEはとても大切です。

あと、使用するVAEによってもかなり雰囲気が異なります。

以下はアニメ系のVAEの「kl-f8-anime2 VAE」(左)と「ClearVAE」(右)を使った生成結果です。

Stable Diffusionで「kl-f8-anime2 VAE」を使った生成結果
「kl-f8-anime2 VAE」を使った生成結果
Stable Diffusionで「ClearVAE」を使った生成結果
「ClearVAE」を使った生成結果

Stable Diffusionの種類によるVAEの違い

Stable Diffusionでは、種類(バージョン)によって、VAEの扱いが異なります。

「Stable Diffusion 1.5」ではVAEが必須ですが、「Stable Diffusion XL(SDXL)」ではモデルによってVAEが内蔵されているモデルもありますが、自分の好みのVAEを設定できるモデルもあります。

「Stable Diffusion 1.5」のVAEと「Stable Diffusion XL(SDXL)」のVAEは、それぞれに対応したVAEがあります。

このページでは、「Stable Diffusion 1.5」のVAEをご紹介しています。

アニメ系のAIイラストを生成するおすすめのVAE

Stable Diffusionでアニメ系のAIイラストを生成するときに使うVAEはたくさんありますが、定番のVAEとなるとかなり絞られます

Stable DiffusionのVAEやモデルがダウンロードできるCivitaでは、複数のVAEを組み合わせたVAEもあります。

ここからは有名で、さらに実際に七海が実際に使った経験のあるおすすめのVAE(アニメ系)をご紹介します。

VAEは使用するモデルによっても、結果がかなり変わりますので、ご紹介するイラストは参考程度にしてください。

kl-f8-anime2 VAE

「kl-f8-anime2 VAE」は、アニメ系のVAEの中でも人気があり、七海が一番使っているVAEです。

発色もよくアニメ系のAIイラストにはバランスがいいVAEです。

Stable Diffusionで「kl-f8-anime2 VAE」を使ったAIイラスト01
Stable Diffusionで「kl-f8-anime2 VAE」を使ったAIイラスト02

vae-ft-mse-840000-ema-pruned

「vae-ft-mse-840000-ema-pruned」は、Stable Diffusionを開発しているStability AIが、Hugging Faceで公開しているVAEです。

アニメ系でもリアル系(実写系)でも使えるVAEで、Stable Diffusionの基本のVAEと言えます。

アニメ系のAIイラストで生成してみると「kl-f8-anime2 VAE」よりも発色がよく、色が濃く出ている印象があります。

Stable Diffusionで「vae-ft-mse-840000-ema-pruned」を使ったAIイラスト01
Stable Diffusionで「vae-ft-mse-840000-ema-pruned」を使ったAIイラスト02

Color101 VAE

「kl-f8-anime2 VAE」や「vae-ft-mse-840000-ema-pruned」と比べても、発色が一番良く、全体的に色が濃い印象です。

濃いめの塗りが好きな人におすすめのVAEです。

Stable Diffusionで「Color101 VAE」を使ったAIイラスト01
Stable Diffusionで「Color101 VAE」を使ったAIイラスト02

ClearVAE

「ClearVAE」は、アニメ系のAIイラストを生成するVAEとして人気がありますが、発色が弱いため、七海はあまり使っていません。

モデルによっては、淡いいい感じのイラストになるので、好みが分かれます。

Stable Diffusionで「ClearVAE」を使ったAIイラスト01
Stable Diffusionで「ClearVAE」を使ったAIイラスト02

Final Prune VAE

「Final Prune VAE」は発色が弱くなりますが、その代わりにやさしい印象のイラストになります。

Stable Diffusionで「Final Prune VAE」を使ったAIイラスト01
Stable Diffusionで「Final Prune VAE」を使ったAIイラスト02

PPPAnimix VAE

Stable Diffusionのモデル「PPPAnimix」を使う人におすすめのVAEです。

「PPPAnimix」はアニメ系のかわいいAIイラストが生成できるモデルで、七海も使ったことがあるモデルです。

Stable Diffusionで「PPPAnimix VAE」を使ったAIイラスト02

今回は、Stable DiffusionできれいないAIイラストを生成するのに欠かせないアニメ系のVAEを6つご紹介しました。

  • kl-f8-anime2 VAE
  • vae-ft-mse-840000-ema-pruned
  • Color101 VAE
  • ClearVAE
  • Final Prune VAE
  • PPPAnimix VAE

モデルによって、生成結果が異なりますので、いろいろなVAEを試してみてください。

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