画像生成AIでファンタジーに登場するような種族を生成するための呪文・プロンプトをまとめました。
実際に七海がStable Diffusionで、エルフやダークエルフ、天使や悪魔など、主に人型の種族を生成してみましたので、イラストも一緒にご紹介してます。
Stable Diffusion、Midjourney、DALL-E 2など、有名どころの画像生成AIでしたら、少しの違いがありますが、基本的には似たようなイラストが生成できます。
ファンタジーの種族を生成する呪文・プロンプト
ファンタジーの物語やゲームによく登場する種族を生成する呪文・プロンプトです。
イラストは実際に七海がStable Diffusion XL(SDXL)で生成しました。
エルフ
- プロンプト:elf
「elf」でエルフが生成できますが、エルフの服をしっかり出したいときは「elf clothes」(エルフの服)、または「elf costume」(エルフのコスチューム)を使います。
エルフは色白なので、「pale skin」(色白)の呪文・プロンプトも使っています。
ダークエルフ
- プロンプト:dark elf
「dark elf」でダークエルフになりますが、肌の色がダークエルフ特有の色にならないことがありますので、「dark skin」(浅黒い肌)を使い、必要に応じて「dark skin」を強調していきます。
ダークエルフの服装が出ないときは、「dark elf clothes」(ダークエルフの服)、または「dark elf costume」(ダークエルフのコスチューム)を使うと出やすくなります。
AIイラストの「立つポーズ」の呪文(プロンプト)を使ったビキニの女の子01
妖精
- プロンプト:fairy
「fairy」(妖精)を使うと羽の生えたかわいい妖精が生成できます。
羽が出ないときは、「wings」(羽)、花の髪飾りがほしいときは「flower hair ornament」(花の髪飾り)を使います。
【よく見る妖精の服装】
グリーンの服を着た妖精をよくアニメやゲームなどで見かけると思います。
「green fairy clothes」(グリーンの妖精の服)を使うとグリーンの服装になって、妖精らしくなります。
天使
- プロンプト:angel
「angel」でみんながイメージする天使が生成できますが、「wings」(羽)、「halo」(天使の輪)、「angel clothes」(天使の服)を入れるとより確実です。
悪魔
- プロンプト:devil
悪魔は「devil」(悪魔)で生成できますが、このイラストでは「devil horn」(悪魔の角)、「devil tail」(悪魔の尻尾)、「devil wings」(悪魔の羽)を使っています。
猫耳族
- プロンプト:cat girl
「cat girl」でかわいい猫耳族が生成できますが、猫耳がうまく生成できないときは、「cat ears」(猫の耳)を使ってください。
このイラストでは、「whiskers」(頬のヒゲ)も使っています。
猫が出てしまうことがあるので、その場合はネガティブプロンプトに「cat」を入れてください。
うさ耳族
- プロンプト:rabbit girl
「rabbit girl」(うさぎの少女)だけで、うさ耳が出ないときは「rabbit ears」(うさぎの耳)を入れてください。
バニーガールのようにうさ耳をアクセサリーを付けただけのイラストが生成されることがあります。
うさぎが出てしまう場合は、ネガティブプロンプトに「rabbit」(うさぎ)を入れておきます。
人魚
- プロンプト:mermaid
人魚は「mermaid」で生成できます。
ビキニトップがうまく出ないことがあったので、「bikini top」(ビキニトップ)を入れました。
貝殻のビキニトップを出したくて、「seashell bikini top」(貝殻のビキニトップ)を使ってみましたが、思うように生成できませんでした。
「star fish accessories」(ヒトデのアクセサリー)を入れるとそれっぽい雰囲気になります。
サキュバス
- プロンプト:succubus
悪魔(devil)と似た感じになりましたが、サキュバスは「succubus」で生成できます。
このイラストでは「succubus」(サキュバス)にプラスして、「wings」(羽)、「horns」(角)、「succubus clothes」(サキュバスの服)を使っています。
今回はファンタジーによく登場する種族を生成する呪文・プロンプトをご紹介しました。
ここに掲載しているイラストは、実際に七海がStable Diffusion XL(SDXL)で生成しました。
他の画像生成AIでも同じように生成できますので、ぜひチャレンジしてみてください。